違い理解できてますか?二種類のオーブンの違い!
このオーブンなんか形違うけどどう違うの?
なんで焼き菓子はこっちじゃなきゃいけないの?
間を開けろってシェフに怒られたけどなんで開けなきゃいけないの??
オーブンってお店によっては
他種オーブンを使ってますよね!
この生地類はこのオーブンだ!
って自分で理解して焼けたり
オーブンの癖を理解して焼きムラなく焼けたら
嬉しいですよね!
そんなあなたに意外と知らない!?
二種類のオーブンの事について
説明したいと思います!
まず名前から紹介すると
・デッキオーブン
この二つです!
特徴として
ファンから出た熱風によって
空気を対流させて
生地を焼けるオーブンです
デッキオーブンは
蓄熱性が高く
蒸すなどの工程を挟む菓子以外であれば
なんでも焼ける万能オーブンです
ではどう使い分けしているのか?
自分の働くお店の場合
クッキーなどの
サクサクの食感を与えたい菓子は
コンベクションオーブンを使用して焼きます
その理由は
コンベクションオーブンは熱風での加熱になる為
焼きムラが出来にくい
と言うメリットがあります
デッキオーブンに比べて釜を開く回数も少なく
且つ移動もせずにサクサクなクッキーを作れるので
コンベクションオーブンを使用します
逆にデッキオーブンでは、クッキー類以外の
菓子全般を焼きます(ジェノワーズ、スフレ等)
蓄熱性が高いと言うメリットを最大限に利用して
空気を含んだ生地を
焼くには最適な窯です
ここまで見ると
どちらのオーブンもデメリットない!
そう思うと思います
でもいくら万能なオーブンでも
デメリットは
やっぱりあります、、、。
コンベクションオーブンの場合
熱風を使用しての加熱方法になるので
焼きたい物の間があまりにも近いと
上手く火が通らず生焼けになってしまうんです。
結果焼き時間が伸びて見た目が悪くなったり
食感が変わったりしてしまいます。
デッキオーブンの場合
上下についたヒーターによって加熱するタイプの
デッキオーブンはとにかく場所によって
火の当たり方が変わります
つまり、焼きムラが
場所によって出てしまう。
ということです。
熟練のパティシエは
そのオーブンの癖を理解しているので
上手く焼けますが
新人パティシエは
とても苦労します、、、。
でも安心してください!
どちらも焼いて使用していくうちに
癖を理解できる様になります!
一度焼いたら
焼きムラが
どう出ているかを
しっかりと見る!
これだけを毎回やるだけで
焼きムラなく焼ける様になります!
家でもトーストを焼いたりした時にムラがどうできるか等見てみてください!
オーブンと友達になることが
成長の第一歩です!